「X100Fで子どもを撮りたい!」と思ったパパママで、まず心配なのはAFがついていけるかどうか、ってことではないでしょうか。
完璧ではないけど問題なく撮れる、動画は苦手
FUJIFILMはデザインがかっこよく、フィルムシミュレーションもとても魅力的です。
その反面いろんなところで「AF(オートフォーカス)がイマイチ」といわれているのを見たことがある方も多いと思います。
実際少し古いカメラですし、AFが速いメーカーに比べると劣るのも事実。
でも僕は息子が0歳のときから4歳のときまでX100Fを使っていましたし、息子たちが6歳と4歳になった現在、世代の新しいX100Vを売ってX100Fで撮っています。
全く問題なく撮れています。
X100Fを検討しているパパ、ママのために「子育て中でもX100Fは使いやすいよー!スナップ重視のカメラってわけじゃないよー」ということをお伝えします。
2年ほど前のレビュー動画です
目次
めちゃめちゃかっこいいけどX100Fの難しいところ3つ
X100Fは不便も含めて楽しむカメラです。
それをわかって購入する方も多いと思いますが、どうしても不便なところはありますのでまず先に共有します。
瞳AF、顔検出はおまけ程度
FUJIFILMの最新のカメラはAF関連がだいたい向上していますが、X100Fはまだまだ顔検出など弱いです。
おまけ程度といえば聞こえはまだ良いのですが、ぶっちゃけオフにしておいた方が撮りやすいと思います。
転送機能は弱い(アプリが不評)
Wi-Fi転送はできますが、Bluetooth転送はできません。カメラが弱いのかアプリが弱いのかわかりませんが、接続がよくなくてアプリが特に不評です。
スマホに入れる必要があるときは、割り切ってカードリーダーで転送する方が全然楽です。
USB-C対応
Lightningケーブル対応
操作に慣れが必要
FUJIFILMのカメラはボタン操作よりもダイヤル操作の方が多いです。
プログラムオートにするだけでも最初は戸惑うかもしれません。
価格が高く中古の在庫もまあまあレア
数年前は型落ちらしく値下がり傾向だったのですが、最近のFUJIFILMは現行品も品薄なので中古も全体的に値上がり傾向です。
今は売り出し始めた当初の14万ちょいも超えて16万円くらいになっているというところはかなりのデメリットですね。
————
こういった不便なや高いといったデメリットもあります。
でもそれを超える魅力がたくさんありますので見ていってもらえると嬉しいです。
X100Fで撮った子どもの写真作例
弟が産まれてからはほぼX100Vを使いましたが、また2年後くらいにX100Fに戻りました。
X100Fは優しい柔らかい写りが魅力
AFの速度や精度は完璧とは言い難いので、外してしまうことはもちろんあります。
僕の技術が追いついていないところもありますが、性能面でもここ最近のカメラに劣るのは間違いありません。
でもX100Fは独特の柔らかい描写と、フィルムシミュレーションの組み合わせがすごく良いんです。だからX100VからまたX100Fに戻りたいと思ったんですよね。
デジタルで自然に優しい写りを表現できるカメラは多くないと思います。
子どもを柔らかい雰囲気で撮りたい方はX100Fはとてもおすすめです。
X100Fは持ち出したくなるデザイン
FUJIFILMのカメラはクラシカルなデザインで、日常的に使う趣味カメラにはとてもおすすめです。
とにかく見た目がかっこいいので、持ち出したくなるんですよね。
「カメラを買ってみたけど結局使ってない!」って方も多いと思うんです。
- ゴツすぎて持ち出す気にならない
- デザインが私服に合わない
- 重たい
- でかい
FUJIFILMのカメラはこういった悩みを解消してくれますし、X100Fはサイズ感も子育て中のパパママにとっては邪魔になりづらいです。
なんだかんだレンズ一体型はコンパクト
X100Fはコンデジ枠ではありますが、コンデジにしては大きめと一般的には思われていることが多いです。
でもなんだかんだで、レンズ一体型のカメラはコンパクトですし邪魔にもなりません。
それにレンズを選ぶ必要がないので、持ち出す際にも悩みが少ないです。
僕はコンデジのメリットはレンズを選ばなくていいと割り切れるところもあるなと思っています。
邪魔にならない+リビングにも置いておきたいくらいかっこいい
リビングに置いておきたい=日常写真が増える
あまりにもでかいカメラはリビングに置いときたいという気持ちにならないと思います。
めっちゃピントを外しているけど、こんな瞬間も逃しません。(多分ピントあってる写真もある)
フィルムシミュレーションのおかげですぐに家族にシェア!時短は大事!
FUJIFILMの魅力はフィルムシミュレーションです。
カメラの中で自分でカスタマイズした色味をそのまま保存することができます。
すぐにシェアする写真は撮って出し
子育て中のパパママは写真をすぐに家族と共有したいはず。
こんな流れが多いと思います。
でもFUJIFILMならカメラ内プリセットのようなフィルムシミュレーションのおかげで、撮ったままの写真(撮って出しということが多い)をすぐに家族と共有しやすいです。
もちろんこだわりがある方は、撮って出しではなく現像したい!となるはずです。
でも家族はぶっちゃけこう思っている可能性が高いかも
妻
「今日の写真まだ?」
とりあえず共有用は撮って出しと割り切るのも良いかもしれません。
X100Fは妻も気軽に撮ってくれる
X100Fは僕の妻も気に入ってくれて、僕が一緒に公園に行けないときもよく使ってくれていました。
誰でも簡単に使いやすいわけではないと思うのですが、結構上手で「俺より良い写真撮るよな〜」といつも思っていました。
EVFで撮るときも、モニターでプレビューを見たときもフィルムシミュレーションが適用されているので、結構テンションが上がるみたいです。
FUJIFILM X100Fまとめ
X100Fは完璧とは言い難いカメラなのは間違いありません。
でもカメラを持ち出したくなるという気持ちは、忙しい子育て中でも「よし、持って行くか!」となれる大きなメリットです。
プレビューでも良い感じの写真が表現されていることは「もっと撮りたい!うちの子可愛い!色好き!」となってテンションが上がります。
FUJIFILMのカメラにはこういった魅力があります。
X100Fのような比較的邪魔にならないサイズ感はパパママにおすすめなので、ぜひ検討してみてください。
X100Fのスペック等も含めたレビューは下の記事をご覧ください。